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日本国内移動民族?

先日、遊牧民がいると言う話を相方から聞きつけ

その実態を調査することにしました。

そうです、モンゴル草原ではなく日本国内にいるんですよ、遊牧民???

 

まず東京の増減ね

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次は東北5県(青森、岩手、秋田、山形、福島)の合算値~

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グラフの波形を見たら宮城県は推移の仕方が違ったからまとめませんでした。

特徴的な宮城県福島県だけグラフ載せるね。

 

はーい、宮城県きっと流入される側なのよ。

1970年代から2000年代社会増減は増。これは合算出来なかった。

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続いて福島県です。グラフからも悲しみを感じますよ。

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多くは語らないけど、事実であり現実だから。

一人一人の個人があっての数値は重いよ。

 

えっこんな増減グラフ見せられても遊牧民が分からない?

遊牧民は大地の風で感じるんだぜ!なんて分けの分からないことを言わずに

相方の言ったことを思い出せる限り忠実に掲載。

『戦後のベビーブーム世代は国勢調査の5年ごとに住んでいる場所を追うと、

 ・金の卵と言われて上京、地方の人口が減り東京の人口が増える

 ・それぞれが結婚して郊外や近郊に家を建てる、東京近県人口が増える

って動いてるのが分かるんだって』

と...。すみません。日本国内遊牧民説は私の誇張です。

 

まぁね、僕らの親世代ですよ。その視点でもう一度グラフを見てみて!

東京近県のグラフはこれから載せるね。

これは埼玉

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続いて千葉はこんな感じ

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最後は神奈川ね

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グラフ見てて思うのは、

(1966年)丙午ってすごい子供産まなくなるんだ(笑

 

さて、遊牧民?と増減グラフのおさらいね


まず東京について
大きな社会増のピークがグラフの左端にくる
これは1960年頃の高度成長期、金の卵、東京への流れだよね。
そして次に一転して社会減が1975年前くらいがピークなのかな?減ってるよね。
近県への移動(ベビーブーマーが結婚後の新居購入?)
中卒で上京して結婚するタイミングはそんなものか

1985年前後にはいったん社会減も落ち着いて
1995年過ぎたあたりから社会増に変わると...。

 

東京近県のグラフを見てみると
バブル期にも社会増が増えてるから、
個人では家を買ったり
資金があるから都内の工場とかも移転したんだろうね


人口専門の社会学者じゃないから分からないことも多いけど

緑と赤の増減があって地域によって違うよぅ~っての分かればok

47都道府県のグラフ見比べてみるのも面白い

愛知県とかも流出より流入が多いエリアだからさ。

 

あっこれらのグラフを見る時に注意しないといけないコト

左軸のメモリ違うから、人口少ないと動きが極端に感じる

それだけはお気を付けを

 

最後に珍しい感じの日本地図グラフ 1980年東京だけ1975年と比べて人口減

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あっなんでこれが使い方のアイディアかって?

「仮説」→「検証」にRESASを使うってアイディアよ

今回は「遊牧民」→「人口の社会増減」って風にね